子供に父親の悪口は言わないで!母親の発言の影響力
2017/02/14ついつい子供の前で、
「パパは寝てばっかりでダメだね~」
「〇〇したらパパが怒るからヤメなさい!」
なんて、否定的な事を言っちゃうことってありませんか?
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父親の悪口は子供の否定につながる
どんなに子供が母親っ子で、父親にあまり なついていないとしても、子供には父親の血が半分流れているのです。
その父親を否定するということは、子供の半分を否定するということ。
直接的に子供が「自分の悪口を言われている」と思う事はないかもしれませんが、子供にとってたった1人の父親が否定されるというのは気分が良いものではありません。
(どんなにダメおやじだったとしてもです。)
そして夫に対して否定的な感情になっている時は、心からの笑顔で子供に接することなんてできないし、表面上見繕ったとしても子供には伝わるものです。
そんなお母さん見たくないのです。
男親(父親)は黙ってても子供が離れて行きやすい
最近は中世的な男性が増えていたり、幼少期から積極的に育児に関わっているお父さんも多いので、お父さんっ子も増えているかもしれません。
けれども本来、やっぱりお腹を痛めて子供を産んだお母さんの方の方により懐くケースが多いでしょう。
これは“とつきとおか”、お母さんのお腹の中で一つの身体を共有していたから、仕方がないことなのです。
また、共働きは増えていますが、やっぱり残業するのは父親で、赤ちゃんの頃は母親の方が接する機会が多い。
そんな中で、子供がお父さんをどうやって信頼し、認識していくかと言うと、お母さんがお父さんに対してどう接しているか。
お父さんの事を子供にどんな言葉で話しかけているかが重要になってくるのです。
モラハラ夫なんて特に。
お母さんが何か言わずとも、子供は「この父親は何かおかしい」と、あるタイミングで間違いなく気づき、離れていくはずです。
(お父さんと離れると自分が痛い目に遭う・母がこらしめられる等といった場合はこの限りではありませんが。)
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どんなにダメな父親でも、悪口を子供の前で言ってはいけない
母親はあえて子供に父親の事を愚痴ったりしてはいけません。
態度に出してもいけません。
「お父さんはあなたを愛しているんだよ、大切に思っているんだよ」
「お父さんはお仕事を頑張っているんだよ」
といったように、ダメな事を言葉にするのではなく良いこと子供に伝える事が大切です。
大好きなお母さんが発言する事は絶対。その影響力の大きさを忘れてはいけません。
父親を愛する女の子は良い男性に恵まれる。
父親に感謝できる女の子は、良い男性に恵まれる。なぜでしょうか。
ダメな父親と思いながら大人になる事と、ダメなところはあるけど自分を愛してくれる、仕事も頑張っている父親と思いながら大人になる事を想像してみて下さい。
後者の肯定的な印象を刷り込まれて育った女の子は、必然的に自分を愛してくれるパートナーに恵まれやすいと思いませんか?
女の子にとって、異性である父親との関わりは、将来の旦那さんとの関わりに直結してくるのです。
同じように男の子の場合は、男同士の人間関係。とりわけ社会に出た時に、その威力を発揮します。
悪口ばかりで悪いイメージを植え付けるより、離れた方が良い場合も
悪口を言わないようにしてても、どうしても子供の前で罵り合う事になってしまう
どうしても子供に八つ当たりをしてしまう
夫の事を肯定的に子供に伝える事に抵抗がある
などと言った場合は、別居や離婚という選択をした方が子供にとっては良いという事もあるかもしれません。
もし離れることになってしまった場合も、
お父さんは本当はあなたの事を心から愛していたんだよ
と伝えてあげてほしいです。
嘘でも。
さいごに
こんなエラそうなことを言っていますが、私もついつい「パパが怒るからヤメナサイ!」なんて言っちゃってたこともありました。
ただ、意識的に
「パパはお仕事頑張っているんだよ」
「パパは〇〇(娘)のこと大好きなんだよ」
っていうのを伝えてみると、心なしか娘の情緒も安定しているような気がするのです。
おわり