2歳児にママ嫌!パパがいい!と言われた時のココロの持ち方
2016/08/10腹を痛めて生んで、睡眠時間も削って、母乳育児により乳は垂れて(笑)。
自分を犠牲にして子育てしてきたのは父親よりも母親である場合が多いはず。
そうやって手塩にかけて育ててきて、
ママ、ママってべったりだった子供に「ママ嫌!あっち行って!」なんて言われたら、やっぱりショックですよね。
我が家は、娘の保育園の送り迎えは基本私がしているのですが、先日珍しく朝の送りを夫が引き受けてくれました。
その日のお迎え時、いつも通り私が迎えに行くと
「パパじゃないの?ママイヤァ!!」なんて2歳8カ月の娘に言われたのです。
娘にこんなにもダイレクトに拒絶されるのは初めてだったので、正直動揺したんですが、ちょっと考え方を変えてみました。
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ママ嫌、パパの方が良いと2歳児が言う理由
パパの方が、やっぱり新鮮なんですよね。
何かと。
例えば学生時代、教育実習の先生が来たときって、なんか新鮮だったじゃないですか。
それが面白い先生だったりすると、やっぱ楽しいんですよね。
そんな感じなんだと思うんです。
毎日毎日、ママが着替えさせてくれたり保育園まで一緒に歩いたり、安心感はあるのかもしれないけど、新鮮ではない。
遊ぶときも、パパの方がダイナミックな面白い遊び方をしてくれる。
腹を痛めたとか、睡眠時間を削って夜間授乳したとか、乳幼児にとっては特別な事でも何でもないんですよ。
だからパパの方が良いっていう時期や場面があるのは正常なことなんです。
パパの方が良い!をうまく利用する!
子供を産んでからの家事や育児の負担感が大きいぶん、パパよりママがいい~!と言ってくれるとちょっとした優越感に浸れるものです。
でも、パパの方が良い!ってパパの方に行く時間が増えると、ママの育児から解放される時間も増えるという事。
パパは自分になついてくれると嬉しいし、
子供はパパと遊ぶ方が楽しいし、
ママは自分の時間が増える!
ってよく考えたら全員ハッピーじゃん!って話です。
だから、パパの方が良い!って子供が言うってことは、家族にとってとても良いことなんです。
「パパがいいって言ってたよ」と毎回きちんとパパに伝えていけば、パパが子供と一緒に遊んでくれる時間もおのずと増えていくかもしれません。
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ママを嫌いなわけがない
子供がどんなに「ママ嫌!ママなんてキライ!」と言おうが、母親をキライな子供なんていないと聞いたことがあります。
厳しく接してしまった事があったとしても。
母親は子供にとっては絶対的な存在なのです。
だって母親から生まれてきているんだから。
2歳児の「ママ嫌!」は、成長の証。
ママに抱っこされて、ママの母乳を飲んで、毎日毎日ママ、ママって言っていた子供も、いつかは親離れをしていくんです。
おそらく、もし母親からの愛情を感じられていなくて、見放される可能性があるかもしれないと感じている子供であれば、「ママ嫌!」なんて言わないでしょう。
愛されている事を実感している事で、安心して母親から離れていくのです。
親離れへの最初のステップなんです。
ママ嫌!と言われたときにどんな言葉をかけてあげるか
これは、特に正解はないと思うんですが、
やっぱり親は凛としているべきなのかなって思います。
「そんな事言うんだったらママも〇〇のこと嫌ー」
なんていうのは、子供同士の喧嘩。
冗談でも、「キライ」とは言ってはいけません。
また、「えー!悲しいなー!えーん」なんて大きな反応をしちゃうと、その泣きマネとか新しいリアクションが面白くて繰り返してしまう可能性があります!
「そっかー」って、笑っているくらいが良いんじゃないかな。
「嫌いって言われたらとっても心が悲しくなるから、お友達には絶対に言っちゃだめよ!」
って教えるきっかけにするのも良いですね。
その場合にもあくまでも優しく穏やかな口調で伝えましょう!
さいごに
かくいう私も、一瞬「そうなんだ、悲しいな」なんて、まじで落ち込みました 笑
でもいつか来る親離れの時に備えて、母親にとっても最初の試練なんですよね。
(試練なんて言ったら大げさだけど。)
子供の言動に動揺することなく、どんなことにも揺らがずどっしりと受け止められるような深い深い愛情で、接してあげられると良いですよね。
おわり