エルゴオムニ360とアダプト比較。前向き抱っこは良くないってホント?
2019/06/27抱っこ紐はエルゴにしようと思うけど、アダプトとオムニ、どっちが良いの!?と迷われている方も多いのではないでしょうか。
そもそも、前抱っこって、必要??というところがギモンですよね。
この記事では、アダプトとオムニの違いと、前抱っこの必要性についてまとめています。
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エルゴベビーomni(オムニ)360と、エルゴアダプトの比較
エルゴ ベビーの中でも新しいのはomni360。2017年10月10日から予約販売がスタートし、メッシュタイプのクールエアーが最新作です。
オムニ360の特徴は主に以下の5点。
- 付属品なしで新生児から使える
- 前向き抱っこができる
- 成長に応じて幅などを調節でき、3歳児まで使える
- 幅広い腰ベルトで腰への負担を大幅に軽減
- クロス装着ができる(小柄さんに◎)
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エルゴアダプトとの違いは、前向き抱っこができるか否か のみ。
それ以外の機能は同等です。
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抱っこ紐での『前向き抱っこ』は必要?オムニ360で前向きのデメリットや注意点など
そもそも、抱っこ紐で、赤ちゃんの前向き抱っこって必要??ってところが、ギモンですよね。
実はこの前向き抱っこ、賛否両論あるのが事実。
否定派は、前向き抱っこができる抱っこ紐の撲滅すら望んでいるほど・・・
前向き抱っこがNGと言われる理由と、それを回避するためのオムニ360使用上の注意点を以下にまとめます。
Q股関節脱臼の恐れ?
A.足が伸び切る状態にはならない設計になっているので大丈夫!
生後6カ月までは、赤ちゃんの足はM字開脚。
これを無理やり伸ばしたりムリな姿勢で抱っこしていると股関節脱臼になっていまう恐れがあります。
但し、オムニ360の場合は、前向き抱っこの際もしっかりおしりをホールドして太ももまで支えるので、足が伸び切る状態にはならない設計になっています。
また、前向き抱っこの利用は生後5カ月以降という規定を守る事と、長時間前向き抱っこしない事が大切です。
Q.背骨がまっすぐになり子供に負荷がかかる?
A.不自然に背筋が伸びるという心配はナシ!
普通の対面抱っこだと背骨が湾曲するのに対し、対面抱っこだと丸くなれないのではないか という意見があるようです。
股下で吊り下げるようなタイプの前向き抱っこであればそのような懸念もあります。
しかしエルゴomni360では、お尻から太ももまでをしっかり包み込み、足も前方にM字開脚の自然な態勢をとる事ができるので、不自然に背筋が伸びるという事もありません。
これも長時間前向き抱っこをしないという事で、回避できるでしょう。
Q.前向きだと顔が見えない?
A.覗きこんだら見えるので大丈夫。子供が顔を見ようとした時には目を合わせてあげましょう。
対面の抱っこ紐に比べて、前向きだとお母さんの顔が見えず、赤ちゃんとのアイコンタクトが減ってしまうのが良くないという意見があるようですが、そのような心配はいりません。
Q.刺激が強すぎて夜泣きの原因になる?
A.刺激の強すぎる場所に行かない限り、大丈夫。
前向き抱っこをする場面と言えば、公園のお散歩や、動物園、水族館等ですよね?
このような状況下での刺激ならば、強すぎるという事はないはず。
視界で言えば、肩車やベビーカーと同じ事。むしろ保護者との距離は肩車やベビーカーよりも近いです。
抱っこしている保護者が「〇〇が見えるね」「〇〇だね~」と、声がけしてあげる事で安心感も増し、好奇心を刺激する良い体験になっていくでしょう。
前向き抱っこの大きなメリットは、子供の好奇心を刺激する事です。
お母さんやお父さんと同じ目線で色々なものを見る事は、脳にも良い刺激になります。
できるだけ、人工物よりも、自然の景色や動物など、心地よいもの・癒されるものを見せてあげたいですね!
パパさんの育児参加にも効果的!?
なぜか前向き抱っこをしたがるのが男性。
お父さんが前向き抱っこができる抱っこ紐を選んだという口コミを多く見かけました。
対面だと照れくさい・いかにも育児!という感じがあるからなんでしょうか・・
イクメンパパの支持率も高いのが、360シリーズです。
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簡単?エルゴベビーオムニ360の使い方
基本的な使い方
基本的な使い方は、とっても簡単。
1.赤ちゃんにベビーウエストベルトを取り付けます。(ループに通すだけ)
2.腰ベルトを締めて、赤ちゃんを抱きかかえ、抱っこ紐本体とベビーウエストベルトのバックルをカチっと留めます。
3.赤ちゃんを支えながら、両肩ヒモをかけて、うしろのバックルを留めます。
ストラップを引っ張ったりして肩紐やベルトのサイズを調節しますが、一度してしまえば毎回しなくても大丈夫。
あら簡単!
新生児の抱っこ
新生児の抱っこの場合の設定も簡単です。
新生児の場合は、カラーガイドに従ってマジックテープをカラーガイドAの位置に貼ります。
ヘッド&ネックサポートを内側に折りたたんで、ボタンDを留めます。
以上の状態で、新生児も縦抱っこが可能。
あとは基本の抱っこの仕方で毎回抱っこすればOK!
赤ちゃんの大きさに合わせて調節できるので、赤ちゃんもムリな態勢を取らずに済むという点で、安心ですね!
前向き抱きの際の設定
前向き抱きの場合は、赤ちゃんのベビーウエストベルトを後ろに回します。
下図のシートアジャスター部分のボタン位置を変更して、基本の抱き方と同じ要領で抱っこするだけ。
あとは成長に応じて、お尻があたる部分のマジックテープ位置と、ヘッド&ネックサポートの高さを変更する事で体重15kgまで(3歳くらい)使えます。
最初の2~3回は少し手惑う事はあっても、すぐにサっとつけられるようになるはずです。
エルゴベビーオムニ360とアダプト、どっちを選ぶか、結論。
さて、ここまで、前向き抱っこの必要性や注意点・使い方等を解説してきました。
それでは、どっちを選ぶかについて、以下を参考にしてみてください。
オムニ360デメリット
オムニ360の方が、前向き抱っこできるという機能が備わっているのでアダプトよりも優れている感じはしますが、あえてデメリットを挙げます。
- 前向き抱っこした時に、舐めてでろでろになる
- かさばる
- 価格が高い
これは前向き抱っこができる抱っこ紐あるあるですが、赤ちゃん、でろでろにしちゃう事があります。(赤ちゃんによっても異なる)
なのでヨダレカバーは必須!
ただ、これは対面抱っこの場合でも肩ストラップやヘッドサポートを舐めまくる赤ちゃんもいるので、360に限った事ではありません。
赤ちゃんの性格によっても異なるでしょう。
また、かさばるのはエルゴシリーズの難点でもありますが、オムニはほんのわずかですが、アダプトよりも重量があり、かさばる感が否めません。
価格の高さは機能性を考えるとやむを得ないですが、
上記の点を踏まえて検討してみましょう。
結論。
前抱っこが気になる方は、アダプトを選択すると後悔するかも。
この記事を読んで前抱っこにさほど魅力を感じない方は、エルゴアダプトで十分です!!