モラハラ被害者が幸せになる為には共依存体質を自覚するべき
2017/03/14モラハラ夫からの被害に遭っていて、「モラハラを受けているという自覚があるけれども、治るかもしれないという期待を捨てきれず離婚できない」と思ってしまう方は、少なからず共依存体質であると言えるでしょう。
共依存体質でなければ、モラハラ夫とは即離婚のはずなのです。
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共依存体質って何?
共依存退体質とは何か。
モラハラに関する事を検索した事がある方であれば、一度は目にした事がある言葉ではないでしょうか。
パートナーや家族に依存・執着。
(この人は自分がいないとダメなんだ!というやつ)
自分のことよりも相手を優先してしまう。
他人のために自分を犠牲にして努力する。
などなど。
ギャンブル依存症などの人のパートナーが共依存体質である場合、ギャンブル依存症から抜け出せない状況を作ってしまっているのも共依存体質のパートナーであるとも言われています。
本人のせいでお金がないのに、お金を貸してあげたりしちゃうわけです。
なぜ共依存体質の人がモラハラ被害者になりやすいのか
モラハラ被害者は、誰でもなるわけではありません。特定の性質を持った人が、モラハラの被害者となります。
夫婦間のモラハラにおいては、多くのケースで被害者は共依存体質であると言えるでしょう。
共依存体質は、頼りにされる事にめっぽう弱い。人の役に立つこと・誰かに頼りにされる事で、自分の存在意義を見出すのです。一方でモラハラ気質の人もまた、パートナーへの執着が強く、自分に対して尽くしてくれる人・自分の望みをかなえてくれる人に好意を寄せます。
このような性質から、共依存体質とモラハラ気質は必然的に引き寄せあってしまうのです。
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共依存体質の原因は親?
共依存体質の原因も、モラハラ同様、幼少期の教育に依ることが多いのです。
条件付きの愛だったり、過保護だったり。
ありのままの自分ではなく、いい子な自分・結果を出す自分じゃないと受け入れられないという事を無意識的に感じながら育ってしまうことで、共依存体質になってしまいます。
または両親もモラハラorDV & 共依存体質 の組み合わせという事も原因の一つ。(私もこれです。)
共依存体質の自覚がモラハラ被害者から脱け出す第一歩
自覚できていない人も多いのが共依存体質。
モラハラで悩んでいても、すべてモラハラ夫のせいにしてしまうのです。
もちろん人を言葉で傷つけるモラハラ夫が悪い。
モラハラ夫が妻を責める内容は、モラハラ被害者妻に非がない事も多いのです。
でも、モラハラしやすい状況を作っているのは、共依存体質であることにも原因があるのは事実。
モラハラで悩んでいるけど離婚までは…
モラハラを治したい…
と少しでも考えている場合は、共依存体質を自覚して、少しずつ共依存体質を改善することを試みるべきです。
私は共依存体質という言葉を知ってから、自覚するまで1年くらいかかりました。
まだまだ脱け出せていません。
でも夫に執着していたことを自覚し、少しずつ、自分の楽しみを見つけられるようになりました。
モラハラで悩む人たちが、一人でも多く、自分らしい人生を見つけられますように。