幼児向け公文(くもん)。どんな事をするの?口コミ・評判は?
2018/04/25幼児向けの教育を考えた時に、選択肢として公文式が挙がってくる方も多いのではないでしょうか。
今回は幼児向けの公文は具体的にどんな事をするのか、費用は?口コミや評判は?について、こまかなところまで徹底リサーチした結果をまとめています。
2歳、3歳頃~小学校入学未満のお子様をお持ちの方で、公文について少しでも興味がある方は、参考にしてみて下さい!
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幼児向け公文はこんな内容
まずは内容について細かく説明していきますね!
口コミだけ知りたい!!という方は読み飛ばして下さい!
また、無料体験に行ってみた記事はこちらです⇒【4歳】幼児公文(くもん)の無料体験で得た3つの効果
幼児公文の教科
国語・算数&数学・英語
1教科しか考えていないがどれにするか選べない!という場合は先生と相談して適性や親の方針を鑑みながら決めていきます。
3教科なのはナゼ?
公文式では、読み・書き・計算の能力を鍛える事で、基礎学力と自学自習の能力が鍛えられると提唱しています。
「高い基礎学力」と「自分で学ぶ力(自学自習力)」とを同時に養うのが公文式です。
早い時期から、自分で学び、高い基礎学力をつけることで、子どもたちは「読み書き計算」にとどまらない幅広い可能性を伸ばしていくことができるのです。
出典:kumon公式サイト
幼児のうちは、国語か算数どちらかで興味がありそうなもの1教科から取り組んでいくと良いかもしれません。
色々な口コミを見ていると、英語はもう少し後からでも大丈夫そうな印象を受けました。
幼児公文の月謝
1教科につき月額6,480円
3教科やると単純に3倍で、月額19,440円!!(@_@)!
教材の代金もこれに含まれていますが、英語のみ、E-PENCILという音声を発するペン(6480円)の購入が必要。のちほど詳しく説明します。
幼児公文の時間・曜日
1日約30分、週2回
開校時間は教室によって異なり、14:00~18:00というところや、21:00までやっているところなど様々。
曜日は月・木や、火・金等、教室によって決まっていて、土曜も開校している教室も稀にあります。
(3歳未満のbabyくもんは限られた教室でしか扱っていない)
幼児公文の教室と先生
教室は小学校などのように学年別で分かれる事はなく、幼児も小学生も中学生も混ざって学習を行います。
先生は主に1人か2人がメインの社員先生で、補助で2~3人バイトの先生がついています。
子供が楽しくくもんに通えるかどうかは、先生の熱意や相性もとても重要。
ぐんぐん伸ばしてくれる先生もいれば、坦々と採点だけをする先生もいるのも事実。
教室見学をして、教室の雰囲気や、子供たちの態度を見ながら、信頼できそうな先生かを見極める事が大切かもしれません。
幼児公文、科目別の教材と特徴
プリントは各教科、子供のできるレベルに合せてランク分けされています。
たとえば算数なら、幼児は6A⇒5A⇒4A⇒(ここから小学生レベル)3A⇒2A⇒A⇒B⇒C⇒~Qまで(高校卒業レベル)。
本人の理解力を見て適切だと先生が判断した所からスタート。
それぞれ200枚のプリントが全部できれば次のランクに上がることができるという仕組みです。
100点満点確実に取れるようになるまで同じプリントを何度も繰り返します。
ランクが上がっていくと、100点満点を取るだけではなく、時間も計られて、標準制限時間内にこなせているかという事も必要になってきます。
国語・算数・英語 共通
幼児クラスは各教科の教材プラス、運筆のチカラを高めるための共通の教材『ズンズン』というものがあります。
ズンズンはZⅠからZⅢまで、プリントが各100枚ずつ。
年齢やできることに合せて、ぐじゃぐじゃ書きやたて・よこの線のZⅠから始まり、ジグザグや曲線などのZⅡ、筆順の指定された線や自分で線をつなぐZⅢへと進んでいきます。
鉛筆は、正しい持ち方と筆圧を身に着ける為に6Bの三角の鉛筆を使います。
国語
幼児の国語は、『うたカード』というものから始まります。
こんなやつ
表におなじみの1番の歌詞で、裏には2番以降の菓子がかいてあるものです。
これを先生が歌ってから、子供も一緒に歌うというものです。
絵や文字を見ながら、国語に親しんでいきます。
それから漢字カード(イラストもついている)で漢字に親しんだり↓
ひらがなカード↓で書く練習をしたりしながら、
簡単なひらがなで書かれたお話しを読んだり言葉遊びのようなものまで取り入れながら、ひらがな・漢字・文章に触れていきます。俳句・ことわざ・国旗など、幅広く。
国語は8Aというランクから始まり、7A、7Bと続き、相当学年は以下のようになっていて、各ランクでプリントが200枚。
AⅠでは、小学校一年生程度の漢字や、カタカナの読み書き。それから「〇〇が~する」などという基本的な文章の理解を進めていくので、絵本を自分でスラスラ読み、理解する事も簡単にできるようになっていくでしょう。
算数
次に、算数です。
算数は、数を数える事から始まります。
10まで数えられるようになったら、数字を呼んだり、マルの数を数えたり、30までの数を数えたり、なぞり書きをしたり。50まで、100まで…と発展していきます。
小学校入学前にこんなことも↓!!脳がシャキシャキに活性化しそうですね!
算数のランクごとの相当学年はこんな感じに分かれています↓
未就学のランクが3段階しかないので、あっという間に小学生の算数をマスターしていく子も多いのではないでしょうか。
英語
英語はプリントに加えて、E-pencilという音声を発するタッチペンを使います(別途6,480円で購入する)。
↓e-pencil(公文公式サイトから画像引用)
初めはこのタッチペンで、簡単で身近なものの単語の発音をまねるところから始まります。
イラストと発音をリンクさせていく感じですね。
1つのプリントで4つの単語だとすると、200枚で800もの単語を覚えていくわけです。
次に、聞いた単語から物を当てる・絵と文字から発音してみるという事をやっていき、単語や対話文を聞いたり発音したりということに発展していきます。
聞いて真似していくだけ。子供の柔軟な脳なら簡単そうですね!
イラストも見ながら、意味を理解していきます。
英語は3Aランクから始まり、3A、2A、A、B、C…と続きます。
英語のランクごとの相当学年はこんな感じ。
英語は一般的に、義務教育の学校で習うのは中学生からなので、国語や算数と違ってFランクまでは相当する学年がありません。
幼児のうちからやっていき、ハマれば小学生のうちに英検2級合格!という子もザラにいるようです。
宿題
各教科、必ず家での宿題も渡されます。
枚数はその子によって様々ですが、幼児クラスだと1回に10枚~15枚くらいがボリュームゾーンっぽいです。
家で毎日机に向かうクセを着けさせるのがねらい。
遊び感覚でどんどんこなしちゃう子もいれば、集中力が続かず宿題が負担になってしまう子も。
家庭での教育方針を踏まえて、教室の先生と相談しながら適切な枚数を決めていきます。
ムリにやらせないという選択もよし。
甘やかさずに必ずやらせて習慣を着けさせる事を貫くもよし。
むろん、将来医者にさせたい!!などの強い思いがあるのであれば、なんとしてでも決められた枚数を毎日やらせるように誘導する忍耐力が親にも必要でしょう。
幼児向け公文、口コミはどうなのか
公文に限らずどんな教材も塾も賛否両論つきものですが、良い口コミ、悪い口コミ、その他の口コミに分けて、いくつかピックアップしてご紹介します。
良い口コミ
年少で全くひらがなの読めなかった娘。でも公文に通って3ヶ月で文章が読めるようになりました。自分で絵本が読めて嬉しいようです。
全く読めなかった子が3カ月で文章が読めるとは・・・スゴイんじゃないでしょうか。絵本も自分で読んでくれると助かりますよね!
上の子は小学校入学3ヶ月前から始め本当に良かったと思ったのですが、もう少し早く始めれば4年までに国算Iまでたどりつけたのにと後悔の部分があったので下の子には早めた次第です。
遊び感覚で楽しくやっています。一日公文ばかりやらせているわけではないし、せいぜい30分ですよ。なんでこの良さわかってくれないのですかね~。
インターエデュより
遊び感覚でやってくれると良いですね。
3歳のときから息子に公文式をさせ、4年生で中学教材を終了、私立受験のため進学塾に変えましたが、学習形成に公文はかなり役に立ちました。
王国口コミ事典より
スゴイ…としか言いようがないですね。模範生じゃないでしょうか。
今は中2。3歳からやってます。算数,国語を小6までやってました。算数では計算力が身につきました。常にクラスで1番です。国語では漢字と文章を読み取る力がつきました。最初は難しくても繰り返しやるうちに力がついてきます。学年を超えた教材に入ると賞状が貰えて子ども自身もやる気になります。
王国口コミ事典より
3歳から中2まで継続している事がまず立派ですよね。親御さんの根気強さもあったのかもしれないですね。
良くない口コミ
特に公文経験者を多く見てきましたが、計算自体は速くても、計算ミスが多い子、また文章題を考えられない子、少し難しい問題があるとイライラしてしまう子、問題文を読むのを嫌がる子など、多く見てきました。あと、字が汚くなる子も多いです。
ウィメンズパークより
塾講師からの意見。算数は計算ができても応用がきかないという口コミは多かったです。
公文は毎日プリントをしなくてはいけないので親は付きっきりです。
幼児であればこれは逃れられないでしょう。
長くかよわせましたが結果は出ませんでした。
王国口コミ事典より
お子さんの性格や、先生との相性によって、合う子合わない子というのはどうしてもでてきてしまうのでしょう。
公文は単調な問題を延々と繰り返すので、思考が麻痺するというか考えずに問題を解くクセがつきます。
友達に誘われて公文に行ったことがありますが問題が退屈な上、しつこすぎて本当にビックリしました。あれで月1万円なのは「ブランド料」だと思います。
問題を退屈と感じるか、遊びのように楽しく取り組めるかも、判断基準になるのかもしれません。しつこいのはイヤですね・・・
その他口コミ
公文は計算ばかりで文章問題が出来ないとよく言われますが、それは違います。算数で文章問題が解けないのは国語の読解力がないからです。国語を追加するなりして二教科の学習バランスを考えた方がいいです
うーん、なるほど。確かに国語の能力があれば、算数の応用問題とかもできそうな気がします。
くもんは指導してくださる先生の力量で進度が違ってきます。私の住んでいる地域はくもん教室が乱立していますが、良いと言われている先生の教室へわざわざ通っているママ友もいますので、通える範囲にいくつか教教室があるならすべて行ってみられることをおすすめします。
ベネッセ ウィメンズパークより
ここが一番見極めが難しいところですよね。ましてや家の近くに選択の余地がない場合もあるし。ただこれは公文に限らず、どこの幼児教室も、保育園や幼稚園にも当てはまる事です。
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まだデータがありません。
幼児向け公文のメリットとデメリット
ここまでご紹介してきた公文の各教科の特徴や口コミを踏まえて、幼児期から公文を始める事のメリットとデメリットを整理してみます。
メリット
- 親以外の人が教えてくれる事で、甘えずに取り組める
- イスに座って集中して何かをするクセを身に着けられる
- 毎日プリントをやる事が当たり前になる
- 小学校の授業でつまずく可能性が低くなる
デメリット
- 高い
- 考える力が育たなくなる可能性がある
- 教室によるが、スピードを求められるあまり、字が汚くなってしまう子もいる
- 教室や先生によって差があり、合わなかった場合学習する事への苦手意識が植え付けられてしまう
まとめ
公文式は本当に賛否両論。
実際に幼児期から公文をやって、よかったという人もいれば、意味がなかったという人もいます。
公文には、無料体験学習というのがあります。定期的に開催されていて、その期間内だと2週間で4回体験できるというもの。
どうせ体験教室に行くなら、その時期に行けると良いですね!
無料体験学習がある時期は公文のサイトに載っています⇒https://www.kumon.ne.jp/trial/taiken/
無料体験に行ってみた記事はこちらです
以上、最後までお読み頂いた方、ありがとうございました。