雨の日で布団が干せない!おねしょの処理、清潔度ランキング
2016/08/10
雨の日の子供のおねしょ。
布団が干せなくて対処に困ってしまいますよね!
そんな時の対処法を清潔度順にご紹介するほか、おねしょにまつわる豆知識もまとめました。
家にあるもので対処する方法もご紹介していますので参考にしてみてください!
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雨が降るとおねしょ!? | 育児ママアンケート | ピジョンインフォ
出典:ピジョンインフォ
なんで雨の日に限って!!なんて思っちゃいますよね!
同じように思っている方は少なからずいるようです。
雨の日の気圧の変化を受けている人間の身体。敏感な人だと雨が降ると体調を崩したり、ストレスを感じたりする人もいるとか。
なんと科学的にも解明されてきている部分もあるようです。
寝ている間とはいえ、雨の日の気圧の変化が、何かしら子供の体に影響を与えているのかもしれませんね。
雨の日で布団が干せない時の対処法、清潔度順ランキング
それでは対処法についてみていきましょう!
清潔度順に紹介していますが、やっぱり上位のものは手間やお金がかかるもの。
家にあるものや状況に応じて、これならできそう!やってみよう!というものを選択してくださいね!
メリット・デメリットも記載していますので参考にしてみて下さい!
1位.布団クリーニング
高級な布団や、大事に使いたい布団にやられた!という場合は、後々のことを考えて布団クリーニングに出しましょう。
最近は申し込むと専用の袋が送られてきて、袋に布団を入れて集荷依頼をするだけ!という布団クリーニングサービスもたくさんあります。
敷布団クリーニングの相場は、敷布団一枚につき6,500円~12,000円程度。
布団クリーニングのメリット
- 圧倒的にキレイになる
- ダニも一掃できてふかふかになる
- 申込む・送られてきた袋に入れる・集荷依頼をする だけで手間がない
布団クリーニングのデメリット
- カビを防ぐ為、乾いてからじゃないと送れない
- 布団を使えない期間が長い
- 高い
長く使いたい大切な布団は布団クリーニングが一番安心です。
2位.コインランドリー
家の近くや、車で行ける範囲内にコインランドリーがある場合は、布団を洗う事ができるか確認してみると良いでしょう。
新しいところや大きめのコインランドリーでは、布団専用のものがある場合があります。
布団専用のものがなくても、容量の大きい洗濯乾燥機で布団の洗濯ができるものもあります。
コインランドリーでの敷布団の選択、相場はは1枚につき2,000円前後。時間は乾燥も含めて1時間半~2時間程度。
クリーニングに出す事を考えれば、かなりお手頃と言えます。
ただし、こちらもメリット・デメリットがあるので確認しておきましょう。
コンランドリーでの布団洗濯のメリット
- おねしょの汚れやにおいがキレイに落ちる
- ダニも一掃できる
- お金もさほどかからない
コンランドリーでの布団洗濯のデメリット
- 持ち運びが大変
- 布団が洗える機種があるか確認しなければいけない
- 形状によっては丸めて紐で縛る等しないと中綿がよれて使いものにならなくなる
布団を洗濯できるコインランドリーが近くにあるのであれば、少しの手間とお金でしっかりおねしょのシミを落とすことができます。
また、洗い替えの布団がない場合でもその日のうちにすぐ使えるようになるのも良いですよね!
3位.自宅で部分洗い⇒布団乾燥機
次に、布団乾燥機。
※乾燥機にかける前に、おねしょ汚れを落とします。
おねしょの汚れの落とし方手順は以下のとおり。
水分を乾いたタオルや使っていないオムツ・生理用ナプキンなどでしっかり吸い取る
↓
しみ込んだ汚れに、匂いを中和させる溶液をしみこませて再度吸い取る(何度か繰り返し)
(この際の溶液は効果的なものから順に
クエン酸水>セスキ炭酸ソーダ水>重層水>酢水
自宅にあるものを利用してください。
↓
乾かす
この『乾かす』の段階で、本来日光に当てる事が非常に効果的なのですが、雨の日に乾かす方法として、布団乾燥機が第一に挙げられます。
この布団乾燥機、自宅にある場合は問題ありませんが、無い場合はどうでしょう。
子あり世帯への布団乾燥機のススメ
結論から言うと、子供がいるお家では、布団乾燥機は買っておいて損はありません!
内閣府経済社会総合研究所で調査している統計では、平成16年までは布団乾燥機の保有率を調査していたようですが、そのデータによると布団乾燥機の保有率推移はこんな感じ。
※内閣府 統計表一覧 消費動向調査データ参照(平成17年以降は調査項目から布団乾燥機が外れてしまったようです)
平成16年度時点では全世帯の38.1%が保有。
最近では価格が安いものやコンパクトなものもたくさんあるので、子持ち世帯に限って言うと保有率はかなり上がっているのではないでしょうか。
おねしょ布団の乾燥だけでなく、
- ダニを死滅させる
- いつでも布団をふかふかにさせられる
- 寒い冬にもすぐ布団をほかほかに温められる
などといったメリットがあることから、子育て世帯はこの機会に、一台買っておくと良いでしょう。
楽天市場での一番人気商品は↓これです(2016.6月現在)
布団乾燥機利用の場合に考えられるメリットとデメリットも挙げておきます。
おねしょの処理に布団乾燥機を使うメリット
- 自宅での処理の中では一番汚れの処理に効果的
- ダニの死滅にも効果がある
おねしょの処理に布団乾燥機を使うデメリット
- 洗うのが大変
- 輪ジミになって跡が残る可能性がある
布団クリーニングやコインランドリーほどキレイにはなりませんが、応急処置としてはベストな対策でしょう。
4位.ドライヤー
布団乾燥機がない場合、次に候補として挙げられるのが、ドライヤーでの乾燥です。
汚れの取り方手順は布団乾燥機のところで紹介したとおりで、乾燥させる際にドライヤーを使用します。
ドライヤーで乾かす時のデメリットは以下の通り。
- 一部分に集中させて温風を当てすぎると発火などの危険性がある為注意が必要
- なかなか乾かず手が疲れる
- シミが残る
ドライヤーで布団を乾かす時の時短裏ワザ
もし自宅に布団圧縮袋など、布団を入れられる大きさのビニール製の袋があれば、こんな方法を試してみて下さい。↓
この時、密封はしないようにしてください。袋の入口を開けたまま、ドライヤーの温風が循環するように当てます。
当てている部分が高温になりすぎないよう、適度に離しましょう。
ドライヤーで乾かすための時間を圧倒的に短縮できるはずです。
5位.扇風機
次に選択肢として挙げられるのが、扇風機。
イスや物干し竿を使って布団をかけ、扇風機の風が濡れた部分に当たるようにしておきます。
ラクな方法ではありますが、乾くのに時間がかかる為、菌が繁殖してしまう可能性があります。
が、何もしないようりは良いです。
6位.自然乾燥
最後に挙げるのが一番ズボラな方法。自然乾燥です。
汚れの落とし方は、3位のところで挙げたのと同じ方法です。
乾かす時に自然乾燥。つまり、特になにもしないという事です。
ただでさえ雨でジメジメしている家の中なので、せめて換気扇を回したお風呂場にかけて置くのが良いでしょう。
布団乾燥機やドライヤーを使う時よりも念入りに、乾いたタオルや紙おむつなどで水分を取っくのがポイント。
雑菌が繁殖しやすいので、除菌スプレー等があればふりかけておいてください。
6つの対処法は以上です。次に、豆知識的なところをご紹介していきます。
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おねしょで子供を責めないで!知っておくべきメカニズム
そもそもなんでおねしょするんでしょう。
忙しい時にやられると、ついイラっっとしてしまいますよね!
子供のためにも知っておくべきことは、
おねしょは自分の意志でコントロールできるものではない
ということ。
2歳くらいから5,6歳くらいの間にかけて、以下の機能が発達していきます。
- 膀胱におしっこを貯められるようになる
- 夜間の尿量を抑える
- 膀胱におしっこが貯まると眠りが浅くなって目を覚ますようになる
この発達には個人差があります。
また、日中のトイレトレーニングの成果とは全く関連がありません。
上記3つの働き1つでも未熟だと、おねしょをしてしまう可能性が高いのです。
このため、小学校1、2年生くらいになってもまだおねしょをしてしまうという子供がいても、その子には何の悪気もないし、躾の問題でもないということを知っておいて下さい。
日中のトイレトレーニングが完了したからと言って、夜のトイレトレーニングを焦る必要はありません。
夜だけはオムツを履かせて、朝型までオムツがぬれなくなってきたら夜も・・・と気長にとらえると良いでしょう。
※小学校3年生以降になってもまだ頻繁におねしょをするという場合は一度病院を訪れることをオススメします。
おねしょさせない為に注意すること
幼児にとっておねしょはコントロールできない生理現象であることがわかりましたが、そんな中でも親としてできる事はあります。
完全におねしょがなくなるまでは、以下のことに注意すると良いでしょう。
- 寝る前の水分摂取を控える
- 夜中に起こしてまでトイレに行かせない
1は誰しも注意していることでしょう。
意外と重要なのが2です。
夜中に起こしてトイレに行かせる事をしてしまうと、睡眠のリズムが崩れ、夜中にオシッコを出さないようにするホルモンのバランスが崩れてしまいます。
結果的に、なかなかおねしょから卒業できないという事になりかねないのです。
本人の意思でトイレに起きるという事は問題ありませんが、心配のあまり無理やり起こしてトイレに連れていかないようにしましょう。
雨の日以外にも!!シーツ・パジャマ等でおねしょ対策!
おねしょはコントロールできないという事がわかったところで、布団に被害を及ばせないための対策アイテムをご紹介します。
今は便利なものがたくさんあります。
布団編・パジャマ編・お金をかけない編の3つのカテゴリーに分けたので、金銭面や状況に応じて取り入れてみて下さい☆
おねしょ対策~シーツ編
一番おねしょ被害を防ぎやすいのがシーツでの対策。
シングルサイズなら、安いものなら1,000円前後。
ダブルサイズは1,500円くらいから。
ともに洗い替え用に2枚セットで販売しているものもあります。
おねしょ対策~パジャマ編
シーツよりももっと気軽に取り入れられるのがおねしょ対策パジャマ(ズボン)。
夏には暑いという難点はありますが、状況に合わせて取り入れてみると良いでしょう。
おねしょ対策~お金をかけない編
最後に、とりあえずお金をかけずに対策できることを挙げておきます。
試しやすいのが以下2点。
- シーツの下にビニールシートを敷く
- パンツの上にオムツを履かせる
特に2は、子供が嫌がらなければとても有効な対策です。
何度もある事じゃないからお金をかけたくない!!という方は、やってみて下さいね!
雨の日のおねしょ布団処理についてのまとめ
豆知識や対処法などもご紹介しましたが、さいごにまとめ。
キレイさっぱり処理すること・清潔度を考えれば、布団クリーニングやコインランドリーがオススメ。
そこまでお金や手間をかけられない場合は、布団乾燥機やドライヤー。
(特に布団乾燥機は子供がいる家庭なら1台持っておいて損ナシ!)
で、乗り切りましょう!!!
夜のトイレトレーニングは焦らずに、子供の成長に合わせて気長にやっていくことがオススメです!
以上、参考にしていただけると嬉しいです。